軽油に灯油などを混ぜる「不正軽油」を排除しようと、トラックなどの燃料の調査が全国一斉に行われました。
◆記者リポート
「検査では走行中のトラックを停止させ、軽油を採取し、不正軽油でないかその成分を調べます」
福岡県筑紫野市の国道では、国土交通省と県の職員が検査にあたりました。
県によりますと、トラックなどの燃料となる軽油には本来「軽油取引税」がかかりますが、納税を免れるため税金のかからない灯油や重油を混ぜた「不正軽油」が流通しているということです。
16日は、県内4カ所であわせて56台を検査した結果、「不正軽油」の疑いが1件見つかったということです。
燃料費の高騰などで不正軽油が増える可能性もあることから、県では今後も調査を継続するとしています。
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