週末11日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、2営業日ぶりに終わり値としての最高値を更新した。
9月のアメリカの卸売り物価指数は、前の年の同じ月と比べて1.8%上昇し、伸び率は3カ月連続で縮小した。JPモルガン・チェースなど、金融関連株が積極的に買われた。インフレが鈍化し、FRB=アメリカ連邦準備制度理事会が11月に利下げを開始するとの観測が強まり、期待感からほぼ全面高になった。
結局、ダウ平均は、前日比409ドル74セント高の4万2863ドル86セントで取引を終えた。
また、ハイテク株主体のナスダック総合指数も反発し、60.89ポイント高の1万8342.94だった。
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