次世代の移動手段として注目されているのが「空飛ぶクルマ」です。11日、長野県白馬村で県内初のデモフライトが行われました。

地上30メートルほどの場所をゆっくりと移動する乗り物。「空飛ぶクルマ」です。
ドローンの技術を応用し人や物を乗せて移動する航空機の総称で、新たな交通手段として注目されています。

11日から白馬村で開かれている「次世代空モビリティ」のイベントで、実機展示されています。

機体は高さ2.2メートル、幅7メートル、重量は約500キロ。16枚のプロペラを回転させながら、空中を上下左右に移動します。

中に入ってみるとー。

(記者リポート)
「意外と広いですね。操縦もモニターで自動でやってくれるので、周りに何もなくて、快適な空間です」

航空局へ許認可手続き中で、まだ人を乗せて飛ぶことはできませんが、11日は県内で初めてとなるデモフライトが行われました。

2020年代後半までの実用化を目指して開発が続けられている「空飛ぶクルマ」。デモフライトは12日も行われる予定です。

県の担当者:
「迫力のある実証フライトになったと思いますし、お越しの皆さんもこれを見ていただいて、本当に飛ぶんだという実感を感じていただけたのではないかなと」

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