京都発祥のラーメンチェーン「天下一品」は10月10日から一部店舗で新作「塩ラーメン」の提供をはじめました。天一(テンイチ)がなぜ「塩」なのか、担当者を直撃です。
天下一品は、全国209店舗(※10月1日時点)を展開するラーメン店。主力は、鶏がらと野菜をじっくり炊きだしたスープが特徴の「こってりラーメン」です。
そんな中、11月から全国で完全新作と銘打ち提供されるのが「塩ラーメン」です。鯛だしのスープに、チャーシューとワンタン。麺も塩ラーメン用に特別に作ったということです。970円(税込み、店舗により異なる)
天下一品の担当者に聞いてみました。
Q.天下一品といえば「こってり」というイメージが根強い中で、塩ラーメンに踏み切った理由は?
(担当者)こってりラーメンを主力に置きつつ、新しい客層を取り入れるためです。例えば、グループで天下一品に来られた際、こってりが苦手な方も食べていただけるようにしたい。という狙いがあります。もちろんこってりが好きな方にも食べていただきたいと思います。
Q.店に女性や年配のお客さんは少ないんでしょうか?
A.いないわけではありませんが、まだまだ少ないです。店舗によりますが男性と女性・高齢者の比率は8:2くらいでしょうか。ただ、徐々に増えてきています。
Q.天下一品のアイデンティティ「こってり」と真逆のラーメンに社内で抵抗はありませんでしたか?
A.むしろ良い意味で、「まさか天下一品が塩ラーメンを出すとは思っていなかった」という意外性を狙いました。(社内から反対は)特にありませんでしたが、味については試行錯誤がありました。
一年以上の開発期間を経て、世の中にリリースされる天下一品の「塩ラーメン」。
10月10日から関西・関東の14店舗で先行販売がはじまり、11月10日から全店で提供されるということです。
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