8月の家計は支出全体は冷え込んだものの、コメの増加が過去最高となりました。

総務省が発表した8月の家計調査によりますと、2人以上の世帯が消費に使ったお金は29万7487円で、1年前の同じ月に比べて実質で1.9%減少しました。マイナスは2か月ぶりです。

8月は台風の影響で、販売店の臨時休業が相次いだことなどから、自動車購入が前年比マイナス72.7%と大きく減少したほか、国内パック旅行もふるいませんでした(30.1%減)。

台風で遠出を控えたことなどから、外食(10.1%増)や備蓄用のカップ麺(18.1%増)はプラスとなりましたが、消費支出全体としては限定的でした。

一方、品薄状態が続いたコメについては34.5%のプラスとなり、比較可能な2001年1月以降、最高の増加率となりました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。