ふくおかフィナンシャルグループ(FG)は4日、傘下の福岡銀行と熊本銀行、十八親和銀行のアプリを使ってATMで入出金できるサービスを2025年1月から順次始めると発表した。各行とセブン銀行が置くATMで対応する。手元に通帳やキャッシュカードがなくても、ATM画面に表示されたQRコードをアプリで読み込むなどすれば取引が完結できるようになる。
サービスではまず、銀行アプリを起動して取引口座や入金・出金といった取引内容を入力する。その後ATMで「スマートフォンでのお取引」を選択。表示されたQRコードをアプリで読み込み、取引金額や暗証番号を入力すれば完了する。
25年1月から全国のセブン銀行ATM約2万7000台で入出金ができるようにする。同年3月に福岡銀、4月には熊本銀と十八親和銀も加えた傘下行のATM約2000台でも対応する予定。ふくおかFGの担当者によると、セブン銀行と自行のATMの両方に対応したサービスの提供は全国の銀行で初めてという。
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