山形大学と山形銀行は高度情報専門人材の育成で連携

山形大学と山形銀行は、デジタル技術を使って地域にイノベーション(革新)を生み出すための連携協定を結んだ。山形大が2025年4月に設置する大学院理工学研究科数理情報システム専攻での実践教育に山形銀が協力する。高度な情報知識を身につけた専門人材を増やす。

山形銀の行員を山形大の実務家教員として招き、金融現場でのデジタル技術活用について学ぶ。山形大の学生は山形銀でインターンシップに参加し、デジタル技術を使った課題解決を体験する。

山形銀が持つ豊富なデータを生かした共同研究などに今後取り組むことも視野に入れている。

人口減少下での産業振興には、課題を発掘し、提案・解決につなげられるデジタル人材が求められるようになっている。そうした流れを踏まえ、山形大は高度情報専門人材を養成する機能の強化に取り組んでいる。

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