京都銀行本店(京都市下京区)

京都フィナンシャルグループ傘下の京都銀行は19日、お金の使い道を環境問題や地域課題の解決に向けた取り組みに絞る「サステナブル預金」の募集を始めると発表した。集めたお金は、グリーンローンやソーシャルローンなどに充てる。同社によると資金使途をサステナビリティー(持続可能性)に関わる分野に絞った預金商品は珍しいという。

個人と法人両方を対象とし、総額約140億円の預金規模にする。円建てと米ドル建てがあり、円建ての場合で最低預入金額は1000万円。預金者にとっては地域社会への貢献などをアピールする機会になるため、預金者名を後に公表することも検討している。

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