本八幡駅の駅前風景(写真:彩恵/PIXTA)

国土交通省が3月に発表した地価公示(2024年1月1日時点)では、千葉県内の住宅地の前年比上昇率は4.3%となった。本稿では、千葉県で「住宅地」に分類されている約1000地点の中から、1平方メートル当たりの地価が高い「上位307」地点をランキングした。

国土交通省の「不動産情報ライブラリ」で公表されている各地点の鑑定評価書から、上位のエリアの特性を見ていく(※鑑定書には地番や住居表示があるが、本稿は最寄り駅で表記)。

→「トップは1坪1.8億円『全国地価ランキング505』」はこちら。

トップ16までが40万円以上

首位の本八幡(市川市)は、47.8万円(1平方メートル当たり)。坪当たりに換算すると、約158万円となった。上昇率も13.8%と高い。鑑定書には、「居住の快適性と利便性に優れており人気が高く、需給はタイトな状況が続いている」「地価は供給が限定的な一方根強い需要を背景に上昇基調で推移している」と記載されている。

2位の津田沼(習志野市)は46.4万円。「好調な分譲マンション市場の影響及び土地の供給が限定的であることから、分譲マンション用地に対する需要は堅調である」とある。

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