伊予銀行は13日、二酸化炭素(CO2)の排出を相殺する「カーボンオフセット私募債」の取り扱いを開始すると発表した。国がCO2削減量を認証する「Jクレジット」などを取引先企業が購入する際に、私募債発行額の0.2%で補助金を交付する。四国の金融機関としては初めての取り組みになる。

事業承継や人材紹介といった経営課題への対応をサポートするため、「経営課題解決私募債」の取り扱いもあわせて開始すると発表した。伊予銀行などいよぎんグループから支援を受けた取引先の金利を優遇する。

伊予銀行はこのほか、貸出金利などの指標となる短期プライムレート(短プラ)を現行の1.975%から2.125%に引き上げると発表した。10月1日に改定する。

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