トヨタ自動車は30日、2024年上半期(1~6月)の実績を発表し、海外での販売台数(レクサス含む)が2023年の同じ時期から3.7%増えて420万9963台となり、上半期として過去最高だった。

北米やヨーロッパでの堅調な需要を要因の一つとしていて、特に北米ではRAV4やカローラシリーズなどのハイブリッド車の販売が好調で、ハイブリッド車の販売比率は過去最高だった。

また、世界全体での電動車の販売台数(レクサス含む)も209万3071台で過去最高。

一方、国内ではトヨタのほか、グループのダイハツ工業や豊田自動織機での認証不正問題を受けた一部車種の出荷停止が相次いだことや、プリウスを一時生産停止したことが響き、2023年の上半期より22.3%減って68万2296台だった。

トヨタは、認証問題の調査が続いているため、8月末までヤリスクロスなど3車種の生産と出荷を停止するとしていて、下半期にも影響が出るとみられる。

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