2023年度天候不順で不作となった岩手県産リンゴの2024年度の販売について協議するJAの会議が7月22日に開かれ、今後高温対策に力を入れることなどを確認しました。

「いわて純情りんご販売対策会議」には県やJAなどから約50人が出席しました。

県産のリンゴは2023年度遅霜や猛暑の影響で不作となりましたが、22日の会議ではJAの担当者が2024年度は春先の天候が良かったため生育は順調で大玉傾向にあると説明しました。

また日焼けを防ぐ専用の資材を使うなど、今後高温対策に力を注ぐことを申し合わせました。

JAでは2024年度のリンゴの販売額を2023年度より10億円多い33億円と見込んでいます。

JA全農いわて 佐々木章園芸特産課長
「梅雨明けの高温で昨年度非常に影響が大きかったので、まずは高温対策をどれだけやっていくかを説明した」

また会議では生産者から資材や輸送のコストの高騰を受けてリンゴの販売価格アップを訴える声も出されました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。