日本政策金融公庫新潟支店（新潟市）とゆきぐに信用組合（新潟県南魚沼市）は4日、葬儀業の朝陽堂（同）に協調融資を実施したと発表した。融資金額は非公表。朝陽堂は地域密着型の葬儀業者で、家族葬から大規模葬まで対応している。融資を受け、中規模葬向けのセレモニーホールを新設した。

日本公庫は融資にあたり、事業承継など向け融資「事業承継・集約・活性化支援資金」を適用した。朝陽堂は1959年創業で、葬儀プランに応じたセレモニーホールを持つ。これまで100人まで利用できる大ホールと20人までの小規模ホールの2つだったが、新たに中規模ホール「其心舎」を開設した。様々な顧客の需要に応じた葬儀プランを提供できる体制を整える。

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