百十四銀行は1日、全額出資の投資専門子会社、百十四共創投資(高松市)と共同で、地元企業の事業承継や成長を支援するファンドを設立したと発表した。総額20億円で、存続期間は8年間。百十四銀が提供するコンサルティングと組み合わせて、地元の香川県を中心に中堅・中小企業の課題解決を後押しする。

ファンドの正式名称は「114事業承継・成長支援ファンド投資事業有限責任組合」で、1日付で設立した。同行と百十四共創投資にとって第1号ファンドとなる。管理・運営は百十四共創投資が担う。

百十四銀によると、事業承継を希望しながら経営上の事情で踏み切れない企業が増えており、支援ニーズが高まっているという。同行のコンサルティング部や百十四共創投資が連携して経営改善を支援することで円滑な承継につなげる。

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