表記揺れや誤字にも対応し顧客が求める情報にたどり着きやすくした

栃木銀行は同行のウェブサイトで、知りたいことにFAQ(よくある質問)形式で回答する検索型の問い合わせサービスの機能を強化した。従来はできなかった入力時の曖昧な表現や誤字にも対応し、顧客が知りたい情報にたどり着きやすくした。

FAQ検索エンジン開発のHelpfeel(ヘルプフィール、京都市)のシステムを使った。サイト右の「お困りの場合はこちら」のバナーのクリックで起動し、検索欄に「ローン」や「投資」などの言葉を入力すると候補を示す。

人工知能(AI)で意図を予測し、入力時に「マイカーローン」「車のローン」といった表記揺れがあっても理解する。「手数料」を「てすりょう」のように誤記しても求める言葉を判断する。

サイトで従来導入していたチャットボットにはこうした機能がなく、求める情報が入手できずに検索途中であきらめる顧客も多かったという。ヘルプフィールのシステムは全国の企業や自治体で導入が増え、足利銀行も3月からウェブサイトに取り入れた。

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