小林製薬の「紅麹」を含むサプリを摂取した人が健康被害を訴えている問題で、15日時点で入院者数が233人に上っていることを厚生労働省が明らかにしました。また医療機関を受診した人は1393人になったということです。

 この問題をめぐっては、4月14日時点でサプリ摂取後に腎疾患などが疑われる5人が死亡、入院者数は231人にのぼっていましたが、厚労省によりますと、その後、15日時点で入院者数が233人まで増加したということです。

 また、小林製薬からの報告で医療機関を受診した人は1393人になったということです。一方で新たな死者は確認されていないとしています。

 さらに小林製薬への相談件数は4月15日時点で延べ約8万2000件寄せられているということです。

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