宮城県の村井嘉浩知事を会長とする県金融広報委員会は24日、仙台市内で金融教育を促進する活動の一環として「夏休み親子見学会」を共催するとアピールした。東北財務局、日銀仙台支店、七十七銀行、仙台銀行が参画する。共同で開催するのは県で初めて。地域の行政・金融機関が同様の取り組みをするのは全国でも珍しいという。
県内の小学生を対象に「お金との上手な付き合い方」や「社会の仕組み」を学べる場を提供する。7月3日から発行する新銀行券についても発信する機会とする。
参加者は6月25日からそれぞれのイベント主催者のホームページで申し込みできる。村井知事は「まもなく新紙幣が発行される。お金について子どものうちから関心を持ってもらうのは非常に重要だ。夏休みを通じてイベントに参加してもらいたい」と訴えた。
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