2023年に福井県内の観光地を訪れた人は約1760万人で、新型コロナ感染拡大前の水準まで回復しました。コロナの5類への引き下げや、北陸新幹線開業に向けた積極的な観光PRの効果が表れたとみられます。
 
県によりますと、2023年に県内の観光地を訪れた人は、前の年から16%増えて1759万8000人でした。コロナ禍前の2019年とほぼ同じ水準まで回復しています。
 
北陸新幹線開業を控え、観光プロモーションやメディアへの露出に積極的に取り組んだ結果、県外客の伸び率が高く、関東や北陸からの観光客が約4割増えました。
 
主な観光地では、2022年に博物館がオープンした一乗谷朝倉氏遺跡や、大本山永平寺が3割以上の伸びを見せました。

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