能登半島地震で被害を受けた金沢港に地震後初めてセメントの運搬船が入港しました。

リポート:
「金沢港に地震後初めてとなるセメント船が入港しました。復旧・復興作業の加速化が期待されます。」

金沢港では能登半島地震で岸壁の一部が被害を受けたほか、コンクリートの原材料となるセメントを貯蔵施設へ送る配管がすべて損傷しました。この影響で、セメントは富山県や福井県から陸上で輸送を行っていました。今回、配管の一部の修復が終わり、船による海上輸送が再開しました。5日は約4200トンのセメントを積んだ運搬船が入港し、空となっていた貯蔵施設へセメントを運び込みました。

金沢港湾・空港整備事務所 田中智副所長:
「一度に大量のセメントが取り扱うことができるようになった。ここを起点にして復興の加速化につながるのかなと。」

県内では七尾港も同様の被害を受けていて再開の目途は立っていません。

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