足利銀行は8〜9月に初めてインターンシップ(就業体験)を実施する。2026年3月に卒業予定の大学生と大学院生が対象で採用サイトを通じ15日まで参加者を募集する。企業説明会や短日のオープンカンパニーでは分からない銀行の実務に触れてもらい、若手人材の獲得につなげる。
インターンは計5日間の日程で8月26〜30日と9月2〜6日に実施する。募集は各回50人。宇都宮市内の本店を中心に法人渉外業務や顧客訪問などを体験してもらうほか、行員との座談会など交流も予定する。
同行によるとインターンを採用に直結することは考えていないが、通常の採用選考の過程でインターン中の様子などを参考にする可能性はあるという。
足利銀は新卒採用の人数を増やし、初任給も2年連続で引き上げるなど若手人材の確保を急いでいる。人事部の担当者はインターンについて「学生に金融業界への理解を深め、興味を持ってもらう場にしたい」と話す。
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