りそなホールディングス傘下のりそな銀行などは投資一任型の資産運用サービス「ファンドラップ」に関し、相続時に解約せずに運用資産を相続できるようにする。10日以降は特約を付けることで配偶者らに資産を引き継ぐ形で契約を続けられる。これまでは契約者の死去に伴い一度解約、換金する必要があった。

りそなによると、信託契約を結ばない形で運用資産をそのまま相続できる仕組みは国内で初めてという。

りそな銀と埼玉りそな銀行、関西みらい銀行、みなと銀行の4行で特約を付けられる。新規契約のほか、既存の契約でも特約を申し込めば相続が可能になる。長期の運用を支え、顧客をつなぎとめる狙いがある。

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