モーションテクノロジーの世界的大手であるシェフラーは、5月22日から24日にかけて横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展 2024」において、次世代のサステイナブルなモーションテクノロジーを披露する。

シェフラーは、電動化、CO2削減、スペース効率、軽量化など、モーションテクノロジーの進化に向けた取り組みを紹介し、日本初公開となる13製品を特別展示する予定だ。展示製品には、電動モビリティ、CO2効率の高い駆動システム、シャシーソリューション、ビークルライフタイムソリューション、再生可能エネルギーなどが含まれる。

シェフラーのCEO Subregion 日本、東南アジアパシフィックの田中昌一氏は、「私たちの製品とサービスは、モーションのガイド、トランスミット、ジェネレート、ドライブ、エナジャイズ、そしてサステインなど、モーションのあらゆる側面に及んでいます」と述べる。

シェフラーの製品は、「モーション」をコンセプトに6つの製品ファミリーに分類されて展示される。各製品ファミリーの展示内容は以下の通り。

●ガイド・モーション……高剛性と摩擦損失の低減を実現したステアリングコラム用特殊アンギュラコンタクトベアリングと、電動モータ用特殊ベアリング。

●トランスミット・モーション……電動カム位相変換システムや排気バルブ休止用e-ロッカー・システム、軽量化を実現したベベルギア溶接デファレンシャルなど。

●ジェネレート・モーション……自動運転時にステアリングホイールをダッシュパネル内に格納できるハンドホイールアクチュエータや、軽量のリアホイールステアリング、高出力の電動リニアアクチュエータ。

●ドライブ・モーション……電動モータや電動アクスル、ローリングシャーシなど。シェフラーは、電動モビリティの実現に全力で取り組んでおり、複数の電動アクスルドライブを量産している。

●エナジャイズ・モーション……水素スタックや燃料電池技術などが展示される。シェフラーは、水素を自動車や産業機械のアプリケーションにおける将来の重要なエネルギーキャリアと見なしている。

●サステイン・モーション……修理とモニタリングサービスが展示される。今回は、ダブルクラッチトランスミッションの修理に必要な部品がまとめられた乾式ダブルクラッチ用LuK修理ソリューションが紹介される。

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