ブガッティは5月15日、名車『タイプ35』を75%のスケールのEVで再現した『Baby 2 タイプ35』の「センテナリー・エディション」を発表した(Bugatti Baby II Type 35 Centenary Edition)。

このEVは、英国に本拠を置くThe Little Car Companyが手がけた。このモデルは、アルミニウム製のボディ、コックピット内の真鍮製プレート、そして6台のオリジナルタイプ35レースカーを彷彿とさせる美しいブルー・ド・リヨンの塗装が特徴だ。

Baby 2 タイプ35のセンテナリー・エディションは、各オリジナル車に対応するシャシー番号、出力、および各モデルに「1 of 1」の特別なプレートが施されている。また、ラジエーター、フード、ボートテールには手描きのエントリーナンバーが白で装飾されている。

各モデルのボディ製作はすべて手作業で行われ、ロックワイヤーの追加やカスタムルーバーなどの独自のディテールが施されている。

伝説的なタイプ35は、1924年のリヨングランプリでのデビューが記憶されている。このレースでは、5人のドライバーが高性能なスキルでレースカーを操った。6台目のタイプ35、オリジナルプロトタイプはエットーレ・ブガッティが予備車として保管。タイプ35は10年間で2500以上の勝利と表彰台を獲得し、史上最も成功したレーシングカーとなった。

Baby 2 タイプ35は、モーターのパワーが4kWまたは10kW。ボディサイズは全長2760mm、全幅1050mm、全高800mm。最高速は68km/hで、米国とカナダでは30km/hに制限される。

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