ボルボ・カー・ジャパンは12月19日、ブレーキペダルとブレーキブースターに連結するシャフトについて、仕様通りに組み付けられていないものがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。
対象となるのは、2019年8月19日から2020年4月6日に製作された『S60』、『V60』、『XC60』、『XC90』の4車種計114台。
不具合の原因は、部品製造機器の設定が不適切であったため、当該シャフトの結合部が正規の仕様通りに組み付けられていない可能性があること。この状態で使用を続けると、使用過程で結合部のネジが緩むことで、ブレーキペダルの操作感が変化し、異音が発生する場合がある。さらに、最悪の場合、結合部が外れてブレーキペダルでの操作ができなくなる恐れがある。
改善処置として、全車両のシャフトの結合部を正規の仕様に組み付け直す。
日本国内での不具合の発生は0件で、事故は起きていない。
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