スズキは12月13日、クロスオーバーSUVの『フロンクス』のリヤブレーキキャリパの取付けボルトの締め付けが不適切であるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

対象となるのは2024年9月13日~11月8日に製造された1車種・2型式の計1911台

リヤブレーキキャリパにおいて、当該キャリパの取付けボルトの締め付け作業が不適切なため、締め付けトルクが不足しているものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該ボルトが緩み、制動時や段差乗り越え時に異音が発生し、最悪の場合、当該ボルトが脱落して、制動力が低下するおそれがある。

改善措置として、全車両、当該ボルトを点検し、締め付けトルクが不足している場合は、当該ボルトを新品と交換し、規定トルク値で締め付ける。

不具合は1件発生、事故は起きていない。

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