トヨタがジャパンモビリティショービズウィーク2024で公開したポータブル水素カートリッジ。自動車への活用はもちろん、様々なな用途での活用が期待されている。様々な企業と連携を取り未来を見据えるトヨタは今後どのような役割を担っていくのであろうか。
※本稿は2024年10月のものです
文:片岡英明、ベストカー編集部/写真:トヨタ
初出:『ベストカー』2024年11月26日号
■水素エネルギーがより身近に!
トヨタ自動車は2024年10月15~18日に開催されたジャパンモビリティショービズウィーク2024において、ポータブル水素カートリッジを日本初公開しました。クルマのみならず、さまざまな利用が期待されます。
●片岡氏のコメント
世界で初めて燃料電池自動車(FCEV)を送り出したトヨタは、水素を手軽に持ち運びでき、生活圏の幅広い用途で水素エネルギーを使えるポータブル水素カートリッジの開発を早い時期から進めていた。
2022年には子会社と一緒に開発したプロトタイプの存在を明かしている。その後、音沙汰がなかったが、ショーでポータブル水素カートリッジを初公開した。
これまで水素タンクは大きく重かったから持ち運ぶのは大変だったが、トヨタは人の手で持ち運べるサイズに小型化、軽量化することに成功したのだ。
この水素カートリッジとともにリンナイと共同開発した水素調理器も、水素利活用の一例として紹介している。スタートアップなど、他企業と連携し、これを使ったサービスや関連機器の開発と販売なども計画しているそうだ。どう進展するか、今から楽しみだね。
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