日本向けソフトトップ仕様のロードスターとして初めて2リッターエンジンを積むといわれる「MAZDA SPIRIT RACING RS CONCEPT(マツダ・スピリット・レーシングRSコンセプト)。注目すべきこのクルマの市販バージョンが、年明けの東京オートサロン2025で公開される可能性が高まってきた。予約を狙っている人のためにも、改めてその中身を紹介しよう!
文:ベストカーWeb編集部/写真:マツダ、ベストカーWeb編集部
■各地で展示・公開された「マツダ・スピリット・レーシングRSコンセプト」
2024年初頭の東京オートサロンでヴェールを脱いだマツダ・スピリット・レーシングRSコンセプト。新たに誕生する「マツダ・スピリット・レーシング」ブランドのコンプリートモデル第1弾として、かねてから発売が予告されているクルマだ。
このクルマの最大のトピックは、日本のソフトトップ仕様ロードスターとしては初めて、2リッターSKYACTIV-Xエンジンを搭載すること。「モアパワー」は日本向けND型ロードスターで常に語られてきた話題だけに、こいつの出来栄えに注目しているロードスターファンは多いはずだ。
マツダ・スピリット・レーシングRSコンセプトは、オートサロンの後も各地のディーラーやイベントを巡回し、車両展示を行ってきた。その現場では展示のみならず、市販化に向けた情報なども適宜アップデートされて伝えられてきたようだ。
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■価格もスペシャルな450~500万円か?
車両展示の場に立ち会った人たちがXなどにあげた情報をまとめると、マツダ・スピリット・レーシングRSコンセプトの最新情報は、以下のようになる。
・車両の企画検討が始まったのは、コロナ禍突入前の2020年初旬。
・各地で展示されたプロトタイプは2代目のモデル。
・2Lエンジンのパワーは200psをめざして開発中。
・NR-Aほどのサーキット指向ではなく、ストックの状態で公道とスポーツ走行の双方が楽しめるセッティング。ニュルブルクリンクでのテストなどを通じてしなやかな足を目指した。
・装着されるエアロパーツなどは、スーパー耐久参戦マシンと同形状。マツダスピード・スタイリングキットとは別デザイン。ホイールはRAYS TE37。
・開発車両には当初の展示車にはない小ぶりのリアスポイラーが装着されていた。オプション設定されるかは未定。
・発売時期や価格などについては未発表。
最後の項目で、発売時期や価格は未発表と書いたが、2025年1月10日に幕を開ける「東京オートサロン2025」で、なんらかの動きがある可能性が高い。
価格についてだが、「マツダ・スピリット・レーシングRSコンセプト」という名前からしても、既存のロードスターとは別個のコンプリートモデルとなる可能性が高く、450万~500万円程度の値付けがなされるものと予想する。
いずれにしろ、発売されれば予約が殺到することは確実。2リッターのロードスターを心待ちにしていた人は、気持ちの準備をお忘れなく!
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