1993年の初代登場以来、元祖軽ハイトワゴンとして存在感を示してきたスズキ ワゴンR。新型では軽自動車初となるフルハイブリッド搭載という、注目間違いなしの大刷新を予定している。2025年、ワゴンRが軽自動車に革命を起こす!!

※本稿は2024年8月のものです
文、予想CG:ベストカー編集部/写真:スズキ
初出:『ベストカー』2024年9月26日号

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■元祖軽ハイトワゴンの威信にかけて

フルハイブリッドとなれば非常にいい燃費も期待できる(ベストカー編集部作成の予想CG)

 現在定着しているハイトワゴン市場もすべてはこのワゴンRが開拓したジャンルだが、その偉大な始祖、ワゴンRも大刷新して2025年に登場すると見られている。

 一番のトピックはフルハイブリッドを搭載すること。他社でもいまだ軽では実現できていないパワートレーンなので、登場したら大いに話題を呼び、販売にも大きく影響するに違いない。

 現在、軽自動車の販売の中心は全高1800mm級のスーパーハイトへと移行しているが、やっぱりその基本は全高1600mm級のハイトワゴンにある。

 ワゴンRはハイトワゴンの基本を作ったクルマ。全高の高いスーパーハイトよりも重心が低く、操安性に優れるハイトワゴンのメリットを活かすべく、意欲的なモデルチェンジを敢行する。

 ハイトワゴンはヒンジドアが主流で、これまでのワゴンRもヒンジドアだが、新型ではスライドドアを採用するという情報ある。だが、これは派生モデル「スマイル」のような存在となるかもしれない。

●ワゴンR 予想スペック
・全長:3395mm
・全幅:1475mm
・全高:1650mm
・ホイールベース:2460mm
・車両重量:850kg
・エンジン:直3DOHC、0.66Lハイブリッド
・最高出力/最大トルク:54ps/5.9kgm
・モーター出力/トルク:10ps/3.0kgm
・トランスミッション:電気式無段変速機
・予想価格:130万~190万円

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