マツダの英国部門は11月4日、退役軍人支援団体「ミッションモータースポーツ」が主催する「追悼レース」をサポートする目的で、特別なデザインを施した『MX-30 R-EV』を製作したと発表した。
この「追悼レース」は、イギリス北ウェールズのアングルシーサーキットで開催される12時間耐久レースで、今年で10回目を迎える。57チームが参加し、2日間にわたって競争を繰り広げる。レースの特徴は、日曜日の午前11時に全車がピットレーンに集まり、追悼式典を行うことだ。
マツダは2012年の「ミッションモータースポーツ」設立時から支援を続けており、今回製作したMX-30 R-EVは、ポピーの花をモチーフにした特別なアートカーデザインが施されている。このデザインは「ミッションモータースポーツ」のリバリーチームによって考案・実装された。
MX-30 R-EVは、マツダ独自のロータリーエンジン技術を活用したプラグインハイブリッド車だ。17.8kWhのバッテリーを搭載し、電気のみで53マイル(約85km)の走行が可能。さらに、830ccの単ローターガソリンエンジンが発電機として機能し、長距離走行時の航続距離や充電に関する不安を解消する。
レースは11月9日の土曜日の午後3時に開始され、11月10日の日曜日の午前9時に再開される。最も重要なのは、日曜日の午前11時に行われる追悼式典だ。1000人以上の参加者が黙祷を捧げ、その後レースが再開される。
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