日産自動車は11月5日(日本時間11月6日未明)、米国で開幕するSEMAショー2024において、新型『キックス』をベースにした「ビーチパトロールコンセプト」を初公開する。

このコンセプトカーは、ビーチを巡回するレスキュートラックにインスパイアされたもの。新型キックスのアクティブな特性をさらに強化している。

新型キックスは今年初めに発表され、初めてインテリジェントAWDシステムを搭載し、クラス最高の最低地上高を誇る。これにより、冒険的な走行が可能となっている。

ビーチパトロールコンセプトは、この確かな走破性をさらに向上させている。カスタムサスペンションリフトにより、地上高を2インチ(約5cm)アップ。18インチのNISMOオフロードアセンドホイールに、ヨコハマジオランダーのオフロードタイヤを装着している。

日産『キックス』新型の「ビーチパトロールコンセプト」

外装には「ビーチパトロール」のグラフィックが施され、フロントスキッドプレートやバンパープロテクション、ロックレールなどが追加されている。さらに、NISMOオフロードの6インチと4インチのドライビングライト、ルーフラック、トラクションボードやサーフレスキューボード用のラックマウント、緊急用ストロボライトバーなども装備した。

内装面では、ビーチでの1日を想定し、シャワーキットやクーラーボックスなども搭載している。

このコンセプトカーは、新型キックスの多目的性と冒険心をさらに強調したモデルとなっている。通常のSUVの枠を超え、ビーチレスキュー車両としての機能性を備えつつ、オフロード走行を楽しむユーザーのニーズにも応える仕様となっている。

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