トヨタ自動車とNTTが、自動運転車の安全性を向上させるためのシステム開発で連携することがわかったという。
2年前の東京五輪・パラリンピックの選手村での巡回バスとしてトヨタが提供した『e-Palette』による接触事故以降、自動運転関連の話題が、あまり表面に出なくなったが、きょうの各紙には「トヨタ・NTTと自動運転で協業、ソフトウエア開発、AI活用で事故予見」などと報じている。
それによると、今後5年で両社合わせて5000億円規模を投資する計画で、交通事故を未然に防ぐ世界基準となる技術を確立し、2028年頃の実用化を目指すとみられる。
両社は2020年に資本提携し、NTTは、トヨタが静岡県で進める実証都市「ウーブン・シティ」の建設でも連携しているが、車載カメラやセンサーで捉えた道路状況などのデータを即時に収集・分析し、人工知能(AI)が事故を予見してブレーキやハンドル操作を自動で制御するシステムを開発するという。
また、開発には、少ない電力消費で大容量のデータを低遅延で送信・処理できる特性があるNTTの光技術による次世代通信基盤「IOWN(アイオン)」を活用するとも伝えている。
2024年10月29日付
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