10月21日、FIA世界ラリー選手権フォーラムエイト・ラリージャパン2024の開催に先駆け、メタバース(仮想三次元空間)で豊田スタジアムSSSやサービスパークを楽しめる「FORUM8 Rally Japan Metaverse 2024」が開設された。
バーチャル空間の豊田スタジアム今年は「こども」をテーマに、本大会のタイトルパートナーでもあるフォーラムエイト提供のメタバースプラットフォーム「F8VPS」を用い、ラリーをあまり知らない人、ルールがわからない人、全国からラリーを盛り上げたい人が、楽しくラリーを学ぶ体験ができる場とし て、メタバース上に様々なコンテンツが用意される。
具体的には、昨2023年も公開した、豊田スタジアムのSSSコースをドライバーが運転する車内視点で疑似体験できるゾーンのバージョンアップを図ったほか、サービスパークの様子を見ることができるゾーン、関係市町6自治体の観光地、名産を巡る自治体ゾーンに加え、 パーツを組み合わせてオリジナルのラリーカーを製作できるゲームやバーチャルラリー教室の開催など、昨年以上にコンテンツを充実させている。
メタバース技術を活用したラリー振興プログラムは他国では例がなく、世界初の企画だという。
豊田スタジアムSSSでは、メタバース上のフォーラムエイト・ラリージャパン2024 豊田スタジアムSSS を、コドライバーシートに乗車し、疑似体験できる。ドライバーは TOYOTA GAZOO Racing WRT、HYUNDAI SHELL MOBIS WRT、M-SPORT FORD WRTの選手から選択することができる。
サービスパークでは、メタバース上でフォーラムエイト・ラリージャパン2024 のサービスパークを楽しめる。大会期間中は、実際のサービスパ ークの映像をリアルタイムで視聴することもできる。
サービスパーク自治体エリアでは、フォーラムエイト・ラリージャパン2024の競技コースとなる6市町の観光地や名産を再現。ゆるキャラとの交流や特産品の紹介などの体験ができる。
SHOP・パートナーパーク(11月1日~)は、フォーラムエイト・ラリージャパン2024 の公式グッズの販売のほか、大会パートナーを紹介するブース。 ラリーカーコレクション(11月21日~)は、 様々なカラーリングのボディパーツとカスタムパーツを合わせ、オリジナルラリーカーを製作するゲームコーナー。「FORUM8 Rally Japan Metaverse 2024」のブースや、大会期間中のリアルの観戦エリアやサービスパークを巡ることで、限定のカラーリングやカスタムパーツを入手することができ、それらを組み合わせることで自分だけのオリジナルラリーカーを完成させることができる。また、完成したラリーカーはメタバース内でコレクションしたり、展示したりすることが可能。
10月27日に開催されるボディパーツ・カスタムパーツ・バーチャルラリー教室は、事前募集で集まった全国の小中学生を対象とした、メタバース上のラリー教室。進行役には、お笑い芸人のパックンマックンを起用し、スピードスケートメダリストで自身もラリー経験のある清水宏保さん、女性コドライバーとしても活躍中の槻島ももさんをゲストに迎え、こども達と共に楽しくラリーを学ぶことができる。
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