スマートは、新型EVで電動SUVの『スマート#1』と『スマート#3』向けに最新のOTA(Over-The-Air)アップデートを行うと発表した。このアップデートでは、ユーザーの利便性と運転の楽しさを高める新機能が多く追加される。
新機能のメインは「Send to Car」機能だ。これにより、ユーザーは充電ステーションの位置情報を、スマートフォンアプリから、直接車載ナビゲーションシステムに送信できるようになる。長距離ドライブの計画が容易になり、シームレスな充電ステーション利用が可能となる。
また、「Drive Setup」ボタンの導入により、ドライバーは好みの運転モードや運転支援システムの設定を瞬時に呼び出せるようになる。エネルギー回生、レーンアシスト、緊急レーンアシスト、自動速度調整、レーンチェンジアシスト、アクティブ速度制限警告など、個人の好みに合わせた設定をワンタッチで適用できる。
さらに、「Easy Entry/Exit」機能も強化された。これまでもあった機能だが、今回のアップデートでは、乗車後にブレーキペダルを踏むことで、シート位置を好みの設定に自動調整できるようになった。
エンターテインメント面では、デジタルラジオ局へのアクセス拡大や音楽ストリーミングアプリの更新が行われる。ナビゲーションマップも改良され、目的地検索がより容易になった。
このOTAアップデートは、10月中旬から順次配信される予定だ。スマートは、顧客中心のアプローチを強調し、今後も継続的な機能改善を行っていく。
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