メルセデスベンツは、『Eクラス』、『EQE』、『GLC』に英国で「リファインメントパッケージ」を設定すると発表した。このパッケージには、AIRMATICエアサスペンションと後輪操舵システムが含まれている。
AIRMATICエアサスペンションは、ADS+と呼ばれる連続調整可能な減衰システムを搭載しており、各ホイールごとに減衰特性を自動的に制御する。高度なセンサーシステムとアルゴリズムにより、路面の質に応じてダンパーを調整し、例えば一輪だけがバンプを乗り越えた場合でも不要な車体の動きを防ぐ。
メルセデスベンツ Eクラス・セダン 新型『Eクラスセダン』に限り、リファインメントパッケージには後輪操舵システムも含まれている。このシステムは、低速時(60km/h以下)には後輪が前輪と逆方向に最大4.5度まで回転し、操縦性を向上させる。
一方、高速時には後輪が前輪と同じ方向に最大2.5度まで回転し、安定性を高める。後輪操舵システムにより、Eクラスの回転半径は最大90cm短縮され、後輪駆動モデルでは11.6mから10.8mに減少する。
リファインメントパッケージは、Eクラス、EQE、GLCで注文できる。「E450 d 4MATIC」やAMGラインナイトエディションプレミアム仕様のEQEには標準装備されている。
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