3列SUVとしてバカ売れだったCX-8にも弱点は存在した。そう、3列目にエアコン吹き出し口の設定がなかったのだ。実質後継車に当たる新型CX-80に採用されたのは素直に嬉しいのだが、ちょっと気になる点が!! 一体なによ!?!?!?
文・写真：ベストカーWeb編集部
■ミニバン作ってきたのにCX-8設定なしの謎!! 新型CX-80は3列目超絶快適に
CX-8の後席エアコンはセンターコンソール後ろに2つの吹き出し口を備えるだけで、3列目シート用は存在せず。理論上は3列目にも風がキチンと届く設計であったのだが、ユーザー的にも「3列目にも吹き出し口が欲しい」という意見が多かったそうだ。
ミニバン市場から撤退したマツダがその受け皿として投入したのがCX-8であったことを考えると、コスト的な問題はあるにせよ3列目用の吹き出し口がなかったのは不思議でもある。
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■膝冷やしてどうする…どうせなら天井にほしかったぜ
肝心の新型CX-80には晴れて3列目用のエアコン吹き出し口が設置されたのだが、冒頭の通り位置がかなり突飛なのだ。そう、左右シートそれぞれ膝に当たる部分に設置されているのだ。3列シートを備えるモデルは左右の天井の吹き出し口を設置するのがセオリーだが、まさかの膝!!!!
身長175cmの筆者が3列目に座ってエアコンを起動してみると、膝が冷えるコト!! おそらく子どもや小柄な人ならば問題ないかもだが、大人も乗れる余裕のシートを謳っているのなら、そこはもう少し検討の余地がある気も。
とはいえ3列目に着座するとコンソール後ろの吹き出し口がかなりいい仕事をしてくれているのも事実で、機能的には問題ないのだが、あくまで気持ち的な問題として少し改善してもいい気も!!!!!
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