マセラティは6月18日、スーパーカー『MC20』に20台の限定車「MC20イコーナ」(Maserati MC20 Icona)を設定すると発表した。

MC20イコーナは、2004年に登場した『MC12ストラダーレ』のデビュー20周年を祝い、同車に敬意を示したモデル。MC12ストラダーレは、ジョルジェット・ジウジアーロがデザインし、フェラーリ由来の12気筒エンジンを搭載したマセラティ史上最速の市販車だった。

MC20イコーナは、MC12ストラダーレと同じツートンのボディカラーを採用する。マセラティのビスポークプログラム「フオリセリエ」によって、特別なカスタマイズが施された。MC20イコーナでは、車体の上側が白い「ビアンコアウダーチェマット」、車体の下側が青い「ブルーストラダーレ」で仕上げている。

レーシングインテリアが採用され、軽量の4ウェイモノコックレーシングシートやトライデントの刺繍が施されたヘッドレストが特徴。さらに、強力なネトゥーノエンジンのカバーには「ICONA. UNA DI 20」のプレートが添えられた。

2020年に登場したMC20は、革新的なV6ネトゥーノエンジンを搭載し、マセラティの新時代の幕開けを象徴するモデルになった、としている。

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