■アジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦 アル・アインFC 5-1 横浜F・マリノス(日本時間26日 UAEハッザーア ビンザイード スタジアム)
横浜F・マリノスがACL決勝の第2戦に挑んだが、アル・アインに1ー5で敗れてしまい、2戦合計で3-6と逆転され初優勝には届かなかった。
完全アウェーの中、前半8分に先制を許すと、34分にPKを決められてしまい2点ビハインドに。40分にヤン・マテウス(25)のゴールで1点を返すが、前半アディショナルタイム終了直前でポープ・ウィリアム(29)が痛恨のレッドカードで一発退場。
数的不利の状態で後半に突入すると、22分に3点目を奪われてしまい、2戦トータルスコアが3-4に。そのまま劣勢の展開を変えられず、アディショナルタイムでも2点を献上し無念の完敗となった。アル・アインは21年ぶり2度目の頂点に立ち、会場は熱狂に包まれた。
横浜国際総合競技場で行われた第1戦(11日)は逆転の2-1で勝利し、クラブ初のアジア王者に王手をかけたマリノスは、引き分け以上で優勝が決まる状況でアウェー戦に挑んだ。
前半は8分に相手のカウンター攻撃を受け、FWラヒミが駆け上がってくると、スルーパスからヒールで切り返されたボールにラヒミがシュートを放ち、先制ゴールを奪われた。
29分はアル・アインが縦パスからラヒミが追っていくと、ペナルティーエリアで畠中と交錯し転倒。VARの結果、アル・アインにPKが与えられてしまい、GKポープはコースを読むもキッカーのロメロに左隅に決められ0-2。
劣勢の展開の中、前半40分、マリノスはヤン・マテウス(25)が相手のトラップしたボールを奪って敵陣へ。一度左に切り返してディフェンダーをかわすとそのままシュートを放ち、ゴール右隅に決めて1点を返した。
前半アディショナルタイムの表示は10分。勢いに乗るアル・アインの攻撃をポープがファインセーブで凌ぐが、55分に攻め込んでくるFWラヒミの突破を止めようと、ホープが前に出たが、ラヒミと接触し痛恨のレッドカードに。VARのチェックも行われたが退場が確定。代わりに白坂が入り、FWエウベルがOUTで一人少ない状況に。
後半は植中に代わって榊原がピッチへ。1点追う中、後半8分、畠中のクリアしたボールがクロスバーに当たり、あわやオウンゴールもピンチを凌ぐ。
だがその畠中が負傷交代となった直後、後半22分はラヒミにこの日2点目のゴールを奪われ、2戦のトータルスコアで3-4と逆転を許す。
あと1点返し優勝へ望みをつなぎたいところだったが、アディショナルタイムでは46分、相手の縦パスにGK白坂が先に追いつくも空振りでゴールが空いてしまい、ラバに流し込まれ1-4。さらに50分には相手の速攻からパラシオスのシュートも最後はラバに決められ、1-5とダメ押されてしまった。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。