今シーズンを最後に現役を引退した静岡県藤枝市出身で、サッカー・元日本代表の長谷部誠 選手が5月24日に都内で引退会見を開きました。長谷部選手は22年間の選手生活を振り返り、支えてくれた人たちへの感謝を伝えました。

ボールを蹴りたいとうずいている

長谷部誠 選手:
(現役ラストマッチから)1週間くらいたった今も正直実感がわかない。毎年のオフに入った感覚。頭では理解しようとしている。ただ、身体が今すぐにでもボールを蹴りたいとうずいている。身体が理解してくれない。そういう感覚がある。ただ、後悔してるかと言われれば、キャリアに対してはまったく後悔していない。本当に大きな満足とともに終えられた

財産として残ったのは“人”

5月18日の現役ラストマッチを終え、都内で引退会見に臨んだ長谷部選手。

「素晴らしい方々との出会いに恵まれた」とプロ生活22年のキャリアを振り返るとともに家族への感謝を口にしました。

長谷部誠 選手:
キャリアを終えた今、何が財産として残ったかというと”人”。愛情たっぷりに育ててくれた祖父母。公私ともに全力で支えてくれた姉妹。娘と息子は自分にとって宝物のような存在。僕にサッカーを与えてくれ、本当に厳しく育ててくれた父。特に母と妻には心からの感謝を伝えたい

高いレベルでやれる監督に

今後はクラブに残り指導者として若手の育成に携わっていく予定で、「1つ1つ目の前の目標をクリアして高いレベルでやれる監督になりたい」と決意を新たにしていました。

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