日本サッカー協会は24日、FIFAワールドカップ26アジア2次予選のミャンマー戦(6月6日)、シリア戦(6月11日)を戦う日本代表メンバー26名を発表した。
パリ五輪世代の鈴木唯人(22、ブレンビー/デンマーク)がA代表に“飛び級”選出。久保建英(22、レアル・ソシエダ/スペイン)、遠藤航(31、リバプール/イングランド)、堂安律(25、フライブルク/ドイツ)らが順当に選ばれた。
1月のアジアカップ以来の選出となった冨安健洋(25、アーセナル/イングランド)が復帰。怪我の三笘薫(27、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン/イングランド)、さらに伊東純也(31、スタッド・ランス/フランス)は外れた。
森保一監督(55)は「すでに二次予選の突破は決めているが、いい形で二次予選を連勝して締めくくると同時にそれが 9月から始まる最終予選を戦っていく上でのいい準備になる」と話した。
26人のメンバーを選考したことについて森保監督は「これまでやってきたことの再確認とさらに積み上げていくという部分を選手と共に チームでさらにレベルアップできるようにしていければと思っています」と胸の内を明かし「二次予選の2試合では様々なことをトライして成長に繋がれば」と思いを語った。
サンフレッチェ広島の監督としてJリーグを3度制覇した森保監督。「新スタジアムで代表戦をできることを非常に嬉しく思っています。ピッチ上の選手とスタンドのサポーターが一体になれる本当に素晴らしいスタジアム」と試合が行われるスタジアムの印象を話した。
自身も選手、監督として多くの時間を過ごした広島での試合。「平和公園の近くに新スタジアムはできております。対戦相手がシリアで世界中からサッカーを見に来てくださると思います。現在世界中にはまだまだ戦争や紛争が起こってる中、やはり平和だからポーツができる」と語った森保監督。「平和公園等々にも過去に本当に悲しい歴史、悲惨な歴史を見ていただいて平和について考えていただくということもできるかなと思っていますので意義のある代表活動になるかなと思っています」と、広島、そして平和への思いを吐露した。
すでに2次予選突破を決めている日本(FIFAランク18位) はミャンマー(FIFAランク163位)と6日にアウェーで対戦。11日にはシリア(FIFAランク89位)とエディオンピースウイング広島で戦う。
【メンバー一覧】
■GK
前川黛也(29、ヴィッセル神戸)
大迫敬介(24、サンフレッチェ広島)
谷晃生(24、FC町田ゼルビア)
■DF
長友佑都 (37、FC東京)
谷口彰悟(32、アルラヤン/カタール )
板倉滉(27、ボルシアMG/ドイツ)
町田浩樹(26、ユニオン・サンジロワーズ/ベルギー)
伊藤洋輝(25、シュツットガルト/ドイツ)
冨安健洋(25、アーセナル/イングランド)
橋岡大樹(25、ルートン・タウン/イングランド)
菅原由勢(23、AZアルクマール/オランダ)
■MF/FW
遠藤航(31、リバプール/イングランド)
南野拓実(29、モナコ/フランス)
守田英正(29、スポルティング/ポルトガル)
鎌田大地(27、ラツィオ/イタリア)
相馬勇紀(27、カーザ・ピア/ポルトガル)
小川航基(26、NEC/オランダ)
前田大然(26、セルティック/スコットランド)
旗手怜央(26、セルティック/スコットランド)
堂安律(25、フライブルク/ドイツ)
上田綺世(25、フェイエノールト/オランダ)
田中碧(25、デュッセルドルフ/ドイツ)
川村拓夢(24、サンフレッチェ広島)
中村敬斗(23、スタッド・ランス/フランス)
鈴木唯人(22、ブレンビー/デンマーク)
久保建英(22、レアル・ソシエダ/スペイン)
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