■FIVBバレーボールネーションズリーグ 日本 3ー0 セルビア(日本時間24日、ブラジル・リオデジャネイロ) 

世界のトップ16チームによるバレーボール最強国決定戦、ネーションズリーグの男子大会で日本代表(世界ランク4位)はセルビア(同9位)と対戦。セットカウント3ー0(25-20、25‐16、25‐22)のストレート勝ちを収め、開幕2連勝とした。

スタメンは関田誠大(30)、山内晶大(30)、小野寺太志(28)、西田有志(24)、大塚達宣(23)、甲斐優斗(20)、リベロには小川智大(27)が起用された。主将の石川祐希(28)と髙橋藍(22)はブラジルラウンド不参加。

パリ五輪出場を決めている日本は第1セット、今大会でパリ五輪出場を決めたいセルビアと中盤まで競り合うも、西田のサービスエースなどで12‐9とリードを奪う。初戦アルゼンチン戦で24得点の活躍を見せた西田が、この試合でも次々と得点を重ね25‐20と第1セットを先制した。

第2セット、チーム最年少で今大会ブレイク中の甲斐が、レフトからのスパイクを立て続けに決める。さらにブラジルラウンド、石川に代わってキャプテンを務める山内の速攻が連続で成功。西田がブロックに、アタックにとコートで吠え、見守るフィリップ・ブラン監督も笑みがこぼれる。日本は終盤に6連続得点で25‐16で2セット連取する。

王手をかけた日本は第3セット、中盤まで競り合うも、つなぐバレーで4連続点を奪い17‐13とリード。セルビアにサーブで崩されるなど1点差に詰め寄られたが振り切り、ストレート勝ち。日本は開幕から2連勝とした。西田が2試合連続の両チーム最多16得点の活躍を見せた。

今大会は、出場16か国が1週ごとに8チームずつ2組に分かれて各週4試合(計12試合)の予選ラウンドを戦い、上位8チームがトーナメント形式のファイナルラウンドに進出。
パリ五輪出場を確定させている日本は、大会の結果次第でパリ五輪の組み合わせに影響する重要な大会となる。日本は次戦、25日に世界ランク10位のキューバと対戦する。
※世界ランキングは試合前

【日本の得点上位】
西田 16点 
甲斐 10点
山内 9点
大塚 8点

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