■MLB ドジャース 6-4 ダイヤモンドバックス(日本時間21日、カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)

ドジャース・大谷翔平(29)が21日(日本時間)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で先発出場。3打数1安打1四球で打率は.353となった。チームは4連勝で貯金は今季最多の「16」、先発の山本由伸(25)は5勝目となった。

前日20日(同)はメジャー2度目のサヨナラ打を放ち、「ああいう状況で打てたことが次の打席、明日の打席に繋がる」と話した大谷。この日はダイヤモンドバックスの先発左腕のJ.マンティプライ(33)と対戦。今季1度対戦し、1打数無安打1三振。1回の第1打席、1球目をいきなりセーフティバント。マンティプライも奇襲攻撃に慌ててスタートが遅れ、ピッチャー内野安打となった。

1対1と同点の3回、無死一、二塁のチャンスで迎えた第2打席、ダイヤモンドバックス2人目S.セコーニ(24)と対戦。2球連続でボールとなると、ダイヤモンドバックスベンチはマウンドへ集まり攻めを確認。しかし、カウント3-1から四球と大谷は後続に繋いだ。続く3番・F.フリーマン(34)が完璧なスイングでバックスクリーン右で勝ち越しの満塁ホームラン。先発の山本由伸(25)を助けた。さらに4番・W.スミス(29)もレフトスタンドへ2者連続ホームランを放った。

5回、先頭打者で迎えた第3打席、1球目のストレートを狙いレフトへ大きな当たりもスタンドには届かず。打球角度40度とやや高く上がりすぎてレフトフライに倒れた。

8回、再び先頭打者で迎えた第4打席、またも1球目のストレートを狙い打って強烈なファーストライナー。打球速度114.1マイル(183.6キロ)と今季最速にあと6キロに迫る速さ、ファーストのC.ウォーカー(33)が何とかグラブに収めた。

大谷は3打数1安打1四球で打率は.353となった。先発した山本由伸(25)は5勝目、チームは4連勝で貯金は「16」となった。

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