大相撲夏場所は9日目。1敗でトップを走る津幡町出身の大の里は、勝ち越しをかけて平戸海(ひらどうみ)との一番に臨みました。
1横綱2大関を破り、中日を優勝争いトップで折り返した大の里。9日目は先場所勝っている同学年、平戸海(ひらどうみ)との一番です。立ち合い、平戸海に鋭く踏み込まれた大の里。何とか挽回を試みるも結局、押し出され、悔しい敗戦です。20日は1敗で並んでいた宝富士(たからふじ)も敗れたため、優勝争いは2敗に4人が並ぶ大混戦となりました。
大の里:
「ダメですね。」
Q.勝ち越しかかっていたことは?
「考えてないです。一日一番集中して、あしたからもまた頑張ります」
21日は前頭二枚目、豪ノ山(ごうのやま)との取組です。
このほかの郷土力士の結果です。20日土つかずで勝ち越しを決めた、穴水町出身の遠藤は、ウクライナ出身の獅司(しし)を上手出し投げで破り9連勝。
七尾市出身の輝は妙義龍(みょうぎりゅう)を押し出しで破り、勝ち越しまであと一つとしました。
調子が上がらない津幡町出身の欧勝海は紫電(しでん)に寄り切りで敗れ2勝7敗、あとがなくなりました。
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