■MLB ドジャース 7-8 パドレス ※延長11回タイブレーク(日本時間13日、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(29)が3試合ぶりの4号ソロ本塁打を放ち、松井秀喜氏のMLB通算日本人最多175本塁打に並んだ。
さらに5回の第3打席ではレフトへの二塁打を放ち、日米通算1000安打も達成。まさに“メモリアルデー”となったがチームは逆転で敗れた。この日は5打数3安打(1打点)で打率は.353に上昇。
日本人ホームラン最多記録(175本塁打)に並んだ大谷は、試合後「個人的にももちろんうれしいですけど、日本の野球界にとっても大きいことではないかなと思います。切り替えてまた次の1本を打てるように頑張りたい」と率直な気持ちを。
記録を意識していたかと聞かれると「もちろん知ってはいましたけど、個人的には1本打ったらまた次の1本ということが大事かな」と話した。
「(松井氏は)長距離のバッターとして、僕が小さい頃からずっと見てきましたし、同じ左バッターとして憧れるような存在だったので、そういう方に記録で並べたというのは自分にとってはすごく幸せなこと」と喜びをかみしめた。
完璧な当たりに近いこの日のホームランについて「そうですね、まあプレートからはちょっと外れてる難しいボールではあったので、それをホームランにできてるというのは、いいスイングの軌道だなとは思います。基本的にはボールは見逃すというのが鉄則ではあるので、そういう観点でいうと、手は出てるので、良いところと悪いところがあるかなと思います」と4号を放った1回の打席を振り返った。
また、この日今季4度目のマウンドに上がった山本由伸(25)について「んー。決して悪いピッチングではなかったと思いますし、たまたま1本大きいのが出て得点されてますけど、比較的テンポよく投げてたんじゃないかなと思います」と分析。
試合は4点リードもチームは延長タイブレークの末に逆転負け。「毎回のようにチャンスにもなりますし、ひとりひとりが仕事はしていると思うので、まあ競った試合で落としてしまったというのはもちろん残念なことではありますけど、比較的いい粘りだったと思うので、またあす頑張りたい」と切り替えた。
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