■セイコーゴールデングランプリ陸上2024東京(19日、国立競技場)
男子400mで、パリ五輪参加標準記録を突破している佐藤拳太郎(29、富士通)が45秒21で優勝した。
今季400m初戦となった佐藤は、レース序盤は抑えた走り。半分の200mを過ぎた辺りから徐々に加速し、最後の100mでトップスピードに乗り、1位に躍り出てそのままフィニッシュ。日本記録保持者として貫禄の走りを見せ、今季初戦を見事勝利で飾った。
昨年の世界陸上ブダペスト予選で44秒77の日本記録を出し、パリ五輪参加標準記録(45秒00)を突破した佐藤。前日会見で「今年を占う大事なレース。記録、結果にこだわりたい」と語っていた。6月末に行われる日本選手権で優勝すれば、パリ五輪代表に内定する。
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