■プロ野球 巨人 4-0 DeNA(15日・福井県営野球場)
DeNAは巨人に完封負けを喫し今季ワーストタイの借金4、リーグ最速となる20敗目を喫した。試合は序盤、先発の石田健が5番・坂本勇人(35)、3番・吉川尚輝(29)に適時打を浴び、2点を失った。さらに7回裏には代打・丸佳浩(35)に2ラン本塁打を浴び突き放された。打線はわずか3安打に倒れ援護ができず。
前日の試合では先発のケイ(29)が6回2失点、その後はリリーフ陣が無失点に抑える力投も1点差という僅差で敗れた。北陸での2戦目を迎えたこの日は福井県で試合が行われた。
DeNA打線は1回、巨人の先発・堀田賢慎(22)に対し、先頭の蝦名達夫(26)は初球を打ち上げ捕邪飛、2番・関根大気(28)は中安打で出塁。3番・宮﨑敏郎(35)は二ゴロに倒れ2死二塁から一打先制のチャンスで4番・牧秀悟(26)は遊飛。無得点で初回の攻撃を終えた。
その裏、石田の立ち上がりは先頭の萩尾匡也(23)を中飛に打ち取ると2番・オコエ瑠偉(26)から空振り三振を奪い2死に。しかし3番・吉川の打球を二塁手・牧がファンブルし出塁を許すと4番・岡本和真(27)に四球を与え一、二塁とピンチを迎えた。続く5番・坂本にレフトへの適時打を打ち込まれ先制を許した。
さらに3回裏、この回の先頭、1番・萩尾に左二塁打を放たれると2番・オコエに送りバントを決められ1死三塁に。続く3番・吉川にライトに適時打を運ばれると2点目を失った。
試合中盤は石田健が力投を見せ巨人打線を無失点に抑えていたが、終盤7回裏、無死走者無しから7番・岸田行倫(27)に右安打を放たれ出塁を許すと、8番・門脇誠(23)に送りバントを決められ1死二塁に。迎えた代打・丸にライトスタンドに飛び込む2ラン本塁打を浴び、4ー0と突き放された。
援護したい打線は4点を追って終盤へ。しかし巨人の投手陣の前に得点することができずわずか3安打に倒れ完封負け。3連敗、そしてリーグ最速となる20敗目を喫した。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。