サッカー明治安田J1リーグ・アルビレックス新潟は5月11日、ホームで浦和レッズと対戦しました。

2万4000人を越える観客がスタジアムに集まる中、J1リーグで18年間勝つことのできていない難敵・浦和レッズをホームで迎え撃ったアルビ。

4試合ぶりの勝利へのカギとなる先制点を狙うも、最終ラインが前掛かりになっていたところをスルーパスから抜け出した浦和のチアゴサンタナにゴールを決められ、またしても相手に先制を許してしまいます。

早い時間の失点を取り戻すべく、両サイドのクロスから小野や今季ホーム戦初スタメンの長倉が果敢に得点を狙いますが、相手のゴールネットを揺らすことができません。

後半もアルビが1点を追う中、ここまで攻撃の起点となっていた長谷川がケガで交代。

浦和に主導権を握られ、巧みなビルドアップから立て続けに2点を奪われ3-0とされます。

このままでは終われないアルビ…すると後半30分でした。

長倉のクロスのこぼれ球をゴール前に詰めていた太田が冷静に流し込み1点を返すと、さらに後半42分、舞行龍のクロスをペナルティーエリア中央で長倉が頭で合わせ3-2に。

1点差に迫る中、アディショナルタイムの表示は11分。追いつき逆転するには十分な時間でしたが、最後の最後に相手にペナルティーキックを献上してしまいます。これを決められ、今シーズン最多の4失点目。

反撃及ばず4-2で浦和に敗れたアルビ。リーグ戦4試合勝ちなし、今シーズン2度目の連敗を喫しました。

【長倉幹樹 選手】
「1点差まで追いつくゴールだったので同点・逆転まで行きたかったが、負けてしまったので悔しい」

【太田修介 選手】
「次もホームなので絶対に勝って、この悪い流れというのを断ち切りたいなというふうに思っている」

アルビは16位に後退し、J2に自動降格する下位3チームが迫ってきています。

次節は5月15日、ホームで横浜F・マリノスとの対戦です。

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