フィギュアスケート男子で2022年、2023年の世界選手権を2連覇した宇野昌磨選手(26)が、9日、自らのSNSで現役引退を発表した。

長年、宇野選手とライバルとして鎬を削ってきた、2大会連続オリンピック金メダリストの羽生結弦さんがフジテレビの取材に応じ、宇野選手の引退についてコメントを寄せた。

以下が羽生結弦さんのコメント全文だ。

小学生、中学生の頃から宇野選手と共に戦ったり、共に歩んできた身としては、どれほどの覚悟で頑張ってきたのかを知っていますが、少し環境が変わるだけで、これからも頑張っていくのだろうから、僕からの「お疲れさま」は言わないでおこうと思います。

どうかこれから先に、幸せをたくさん思い描けて、たくさん叶いますように。

『宇野昌磨』の理想のスケートを、ずっと楽しんでいきます。

普通の、年齢が3つ違いなだけの男性同士で、たわいもない会話をしましょう。そしてまたスケーターとして、リンクで、笑いながら本気出せる、熱くなれる、2人にしかできない時間を過ごせる機会がくることも、どちらも本当に楽しみに待ってます。

「ゆづくん」として「昌磨」と世界で競技してこれたことが、本当に幸運なことで、楽しかったです。本当にありがとうございます。

これからも“また”楽しみがたくさんありますように。

羽生結弦

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