パリオリンピック代表に内定した柏崎市出身のセーリング・富澤慎選手が会見に臨み、5度目のオリンピックの舞台への抱負を語りました。
東京で開かれたセーリングのパリオリンピック代表内定会見に出席したのは、5度目のオリンピック挑戦となる柏崎市出身の富澤慎選手です。
【富澤慎選手】
「正直ほっとしているというところが一番の気持ち」
富澤選手はこれまで出場してきたRS:X級が廃止となったため、新種目iQFOiL級に転向。なかなか結果が出ず苦しい日々が続きましたが先月のフランスでの大会で見事優勝を果たし代表の座を勝ち取りました。
【富澤慎選手】
「ラストチャンスレガッタの結果については自分の実力をはるかに超える結果が出たと思っている」
前の種目よりもスピードが出る種目になったため恐怖との戦いでもあると話す富澤選手。そのスピードに対応するため3年前の東京オリンピックのときよりも体重を20キロ増やしたといいます。
【富澤慎選手】
「新艇種になっているのですごい新鮮な気持ちでオリンピックを迎えられるなと感じていて、パリ本番はさらに格上の選手がやってくる大会なので今後もチャレンジグな、とにかくチャレンジグな活動をしていくことが大事」
ことし7月で40歳を迎えるベテランは積み重ねた経験を武器に5度目のオリンピックに挑みます。
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