■ナッソー2024世界リレー(日本時間6日、バハマ・ナッソー)

世界リレーの男子4×400mの決勝が6日(日本時間)に行われ、日本は3分01秒20で4位。3位のベルギーにはわずか0.04秒届かなかった。

予選では1走は日本記録保持者の佐藤拳太郎(29、富士通)、2走に出雲陸上300m優勝の西裕大(23、MINT TOKYO)、3走に世界陸上ブダペスト代表の佐藤風雅(27、ミズノ)、アンカーに代表経験が豊かな川端魁人(25、中京大クラブ)を起用し、3分00秒98の1位でパリ五輪出場権を獲得し、全体4位のタイムで決勝進出を決めた。

決勝は1走に佐藤拳太郎(29、富士通)、2走に佐藤風雅(27、ミズノ)、3走に中島佑気ジョセフ(22、富士通)、アンカーに代表経験が豊かな川端魁人(25、中京大クラブ)と3走に中島を今大会初めて起用した。

日本は選手紹介では歌舞伎の見得を切るスタイルで登場した。男女混合4×400mリレー五輪予選/敗者復活戦にも起用された1走の佐藤拳太郎は2レースとなっても落ち着いてスタート、隣のレーンのボツワナに並ばれても慌てず、後半にスピードを挙げた。ややバトンリレーで失敗し、2走の佐藤風雅は6位に落ちてしまう。

3走の中島が後半スピードを上げて上位陣に食らいついた。アンカー川端がしっかりと仕掛けるタイミングをはかり、最後の最後に追い込んだが3位のベルギーまで0.04秒追いつかず。3分01秒20で4位に終わった。

このレースに先だって行われた男女混合4×400mリレー五輪予選/敗者復活戦で日本は予選1組に登場。メンバーを2人変更し、1走に400m日本記録保持者の佐藤拳太郎(29、富士通)、2走に井戸アビゲイル風果(22、東邦銀行)を起用。3分16秒02の今季ベストをマークするが予選4位、また、女子4×100mリレー五輪予選/敗者復活戦で日本は予選1組に登場。43秒63と今季ベストタイムを更新したが6位に終わり、ともにパリ五輪出場権獲得はならなかった。

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