■プロ野球 広島 4-1 DeNA(4日・マツダスタジアム)

DeNAは広島に逆転負けを喫した。試合は2回表、1死三塁から大和(36)の犠飛で先制点を奪った。しかし7回、1死満塁から2番手・徳山壮磨(24)がマウンドに上がるも同点に追いつかれ、さらに2死一、三塁から代打・松山竜平(38)に第1号3ラン本塁打を浴び、逆転を許した。

1回、広島の先発・森下暢仁(26)に対し、先頭の桑原将志(30)は右飛、2番・蝦名達夫(26)は大きな当たりも左飛に。2死走者無しから3番・佐野恵太(29)は一ゴロに倒れ三者凡退に終わった。

その裏、ケイの立ち上がりは先頭・秋山翔吾(36)を二ゴロ、2番・菊池涼介(34)に左安打を許すと3番・野間峻祥(31)にも中安打を放たれ1死一、二塁と走者を背負った。続く4番・堂林翔太(32)を空振り三振に。2死を奪うも5番・小園海斗(23)にセカンドへの内野安打が飛び出し満塁とピンチを迎えた。しかし迎えた6番・會澤翼(36)を一飛に打ち取り無失点に凌いだ。

2回表、この回の先頭・牧秀悟(26)は三塁を守る二俣翔一(21)の悪送球により出塁。マウンド上、森下のけん制球を一塁手・堂林が捕球ミスした間に牧は二塁へ進塁。無死二塁とチャンスで5番・宮﨑敏郎(35)は一ゴロに倒れるも1死三塁と先制の好機を演出。6番・大和の打球はレフトへの犠飛となり無安打でありながら先制点を挙げた。

打線は森下の前に安打を築けず。先発・ケイは走者を背負いながらも6回まで無失点に抑える粘投。打線を援護した。

しかし7回裏、1死から9番・森下、1番・秋山に連続で左安打が飛び出すと2番・菊池に四球を与え1死満塁に。ここでケイはマウンドを降り、2番手・徳山が登板。迎えた3番・野間の二ゴロの間に同点に追いつかれると続く代打・松山に勝ち越しとなる第1号3ラン本塁打をライトスタンドに叩き込まれ一振りで突き放された。

3点を追う打線は8回、9回と走者を出すことができず。そのまま点差を縮めることができないまま逆転負けとなった。

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